ビットコイン暴落が的中との記事を読んで!の話

ビットコイン

ライブドアニュースにビットコイン暴落を的中との記事のが掲載されていました。
「ビットコイン暴落」が的中。元国税の警告する仮想通貨リスク

記事によると2018年1月1日発行の号でビットコインについて下記のように書いています。

今は、世界中の注目が集まっているので、価値は上昇していますが、そのうち、破たんに近い状態が起きるのではないか、と筆者は思っております。

ビットコインは脱税し放題か?元国税職員が明かす仮想通貨の実態

自分の書いたこの記事について予言が当たったと言っています。おそらくネタであり、釣りであることは彼の著書を見れば明らかなのですが、あえて釣られてみます。

現在の仮想通貨の状態は破綻状態ではありませんので予言は当たっていません。そもそも「そのうちに破綻」という言葉は予言ではありません。具体的な時期と破綻とは何を意味するかを明確に書かなければ当たるとかハズレるとかを言える状態ではありません。

「そのうちに雨が降る」「そのうちに雪が降る」「そのうちにビットコインが値上がりする」この3つが当たったら予言が当たったと言えるのでしょうか。

これと「そのうち破綻」との記事はほぼ同じくらい内容のない言葉です。ビットコインが上がるか下がるか破綻するかは誰にもわからないことなので、そのうち破綻との記述は意見としては問題ありませんが、この言葉を使って予言が当たったと書くことは、大村さんの当たったというレベルがそのレベルであることを示すことになり、沢山ある著書がどの程度のレベルであるかを示すことになります。

著書だけでなく、大村さんの書かれていることの内容がどれくらいのことを基準として書かれているかということがよくわかる部分だと思います。

2018年1月1日のビットコインの終値は約160万円でした。本日2018年5月20日は90万円前後で推移しています。4ヶ月半で70万円の下落です。一時は80万円を割っていた時もありますので5割以上下落していた時期もありました。暴落状態と言って良いと思います。

しかし破綻状態ではないと思います。大村さんは何をもって破綻とするかを詳しく書かれていないので、大村さんの感覚では4割下落している今の状態を破綻状態と本気で思っているのかもしれません。今の状態を本気で破綻状態と思っているとすれば、大多数の人とは破綻の間隔が違いすぎると思いますし、破綻と思っていないのに予言が当たったと書いたならば、それはそれで大村さんの記事や著書の信頼が損なわれてしまいます。

2017年5月1日のビットコイン相場は16万円前後、その後は一時30万円を超えましたが5月末は26万円くらいで推移していました。2017年1月のビットコインは10万円前後で推移していました。本日2018年5月20日は90万円前後で推移しています。

どの程度まで下落するとビットコインが破綻と感じるかは人それぞれだと思います。年末近くの暴騰時200万円超で掴んでしまった人達は100万円割れで崩壊と感じるとは思いますが、ビットコインが破綻したとは感じないと思います。200万円超で買って、100万円弱まで持ち続けていたら本人は破綻に近い状態だとは思いますが、それはある程度のところで損切りをしなかった自分が悪かっただけです。

ビットコインが50万円を割っても破綻と呼べる状態ではないと思います。私個人的には10万円を割れると破綻が近いかもしれないと感じます。そして1万円割れで破綻してしまったと感じると思います。

予言という言葉を使うのならば、今後はぜひビットコインがどのような状態になった時に破綻と言うのか、時期はいつ頃なのかを示してもらいたいです。

大村さんの記事で気になる部分がもう1つあります。

ビットコインほど、脱税がしにくい「金融商品」はないと言えます。
ビットコインは、所有者やその取引経緯がすべてデータに残されることになっています。国税当局としては、そのデータを収集すれば、現在の所有者が誰なのか、ビットコインでどのくらい儲かったのかというのは、一目瞭然なのです。寸分の誤差もなく、すべてを把握できるのです。

ビットコインは脱税し放題か?元国税職員が明かす仮想通貨の実態

書かれていることに間違いありません。データ収集をすれば逃れようのない正確なデータを全て確保されてしまいます。

しかしそれは調査が入って徹底的に調べられた場合です。何度も書いていますが現実的に支払調書提出が義務付けられていない今、仮想通貨の収入をターゲットに税務調査が入る可能性は非常に低いです。
ビットコイン長者は本当に監視されているのか!の話

別件で税務調査が入り、仮想通貨の収入に話が及んで調べられた場合は全てが明らかになってしまいます。その場合は大村さんが書かれている通り、全てが明るみになってしまいます。

大村さんの記事を読んだ人はそこまで踏み込んで考える知識がないことは大村さん自身がわかっているはずです。わかっているのにあえて書く。これが著書で儲けるコツなのだと思いますが、大嫌いな手法です。

大村さんの著書は直接は立ち読みで少し読んだだけで、あとは書評ブログで読んだだけです。書かれていることに間違いはありませんが、知識のない一般の人が読んだ場合は正しい解釈をすることができない内容だと感じました。そう解釈されることをわかっていて書いていることがわかるので、私はかなり嫌悪感を感じました。

大村さんの著書、正しいですが内容を理解できる人は読んだ人の1割もいないと思います。税務調査を10回以上受けたことがある人以外には正しい解釈ができません。これだけのことを書いている大村さんは誰よりもそのことがわかっているはず。やはり悪意があるのではと勘ぐりたくなってしまいます。

日曜日なので釣られて本気のブログを書いてみました。

2018年5月21日追記
過去のビットコイン等の終値を調べるには、下記コインチェックサイトがわかりやすくて便利です。
https://coincheck.com/ja/exchange/closing_prices
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